――AZM選手はスターダムの旗揚げイヤーである2011年に小学3年生で入門し、5年生でデビューしました。22歳の若さでキャリアが豊富という部分で、あまりプレッシャーも感じないタイプなのかなと思ったのですが、いかがでしょうか?AZM 私は強がるというかカッコつけたりするタイプなので、周囲には「緊張? べつにしないよ」みたいな感じなんですけど、本当に緊張する試合のときは夢で見るんですよね(笑)。メルセデス・モネの持つIWGP女子に挑んだときも(※23年の4.8両国。葉月を含めた3WAYマッチで挑戦)、「私なら大丈夫」みたいなスタンスだったんですけど、実際は毎晩のようにモネと闘ってる夢を見て。いまも夢で岩谷麻優としょっちゅう闘ってるので、たぶんプレッシャーを感じてるんだろうなって思います。――その1回目の挑戦と今回の挑戦で、ご自分の中で気持ちの違いはありますか?
AZM 1回目の挑戦のときはモネから逆指名されたんですけど、スターダムのファンのかたからも「いや、AZMじゃないよ」っていう声が多くて、悔しい思いをしたんですね。でも今回、『Historic X-over』で挑戦表明して、どんな反応が来るのかなと思ったら「待ってたよ」という声が多かったですし、「東京ドームはこの試合がふさわしいよね」って言ってくれたかたもいて、すごくうれしかったです。1回目はファンのかたの声に「見返さなきゃ!」っていう気持ちでしたけど、今回はファンのかたの思いも背負ってリングに立ちたいと思ってます。