【オリックス】「具材にたどりつくまで大変」宇田川優希、剛腕復活へ「おにぎり男子計画」 – スポーツ報知

オリックス・宇田川優希投手(26)が20日、剛腕復活へ「おにぎり男子計画」を明かした。「体の変化が起きる年齢なのかな…」と想定外の体重減が発覚し、12月から補食用のおにぎりを手作り。2キロ増の97キロをベスト体重とし、1日に7~9個を摂取している。

昨年2月のキャンプで中嶋前監督から厳しくカロリーチェックをされた大食漢が一転、増量期に入った。ご飯茶わん1杯分をきれいに成形し梅、サケフレーク、こんぶと種類は豊富。「具材にたどりつくまでの白いご飯の部分が大変です」と、お供にのりのつくだ煮も必須だ。

自己最重量は104キロ。「ご飯3杯、牛タンも死ぬほど食べていました」と振り返る。今季は右肩痛などで13試合の登板にとどまり、9月に入ると周囲に「やせた?」と聞かれた。90キロを切る時期もあった。「食べても太れなかった高校時代を思い出しながら」とリハビリやトレーニングと並行し、5キロ戻したのが今現在。1日3食プラス特大の「マイおにぎり」で、空腹時をなくす工夫をしている。

この日は大阪・舞洲の球団施設で右肩の回復具合を確認。「開幕からしっかりと勝負ができる状態にしたい」とペースアップを誓った。常時150キロ超の直球と宝刀フォークは絶対的な武器。思いを込め、握り続ける。(長田 亨)

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