【巨人】FA加入の甲斐拓也が胸中を明かす 阿部監督のラブコールに「野球選手としてうれしかった」 – スポーツ報知

ソフトバンクから巨人へFA移籍した甲斐拓也捕手が23日、大分・別府市内で今季限りで現役を引退した福田秀平さんと「MURE BEPPU プレミアムトークイベント」に参加した。移籍後初めて公の場に登場し、現在の胸中を明かした。

11月13日に国内FA権の行使を表明。12月17日に巨人入りが発表された。1か月以上の熟考の末に「野球選手としてまだまだどれだけ成長して上に行けるかという思いがあった。ホークスはもちろん好きな球団ですし、そこを離れるというのはどうかなと思ったんですけど。覚悟を持って挑戦したいなと思った」と決断の理由を語った。

新天地での背番号は、阿部監督が現役時代に背負った「10」に内定。「『背番号10が似合うと思うし、俺の思いを引き継いでほしい』と強く言っていただいた。ぜひ来てくださいと言ってもらったのは、野球選手としてうれしかった」と交渉の場では指揮官から直接、熱い思いを受け取った。

10年育成ドラフト6位で入団し、球界を代表する捕手まで駆け上がった。自身を成長させてくれた愛着のある福岡を離れ、巨人のユニホームに袖を通す。「ホークスと同じで、ジャイアンツは勝たなきゃいけないチーム。そういった球団の中でやるっていうのはとてつもない責任が必ず必要。ワクワクというのは本当になくて。(移籍を)決めた今でも相当な覚悟がいることだと思っています」と決意を口にした。

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