4人組グループの「ふぉ~ゆ~」が23日、大阪市内で舞台「CRIMINAL FOUR ―愛しき大悪党―」取材会に出席した。
今作ではフランス・パリを舞台に、表の顔と裏の顔を使い分け、ミッション遂行のためには手段を選ばない犯罪集団を演じるメンバー。詐欺師役の辰巳雄大は「言葉を使って、容姿も変えて、相手の心理を読み取ってうまく懐に入っていくという部分があると思います。今回ちょっと心理学にも触れながら演じたい」。犯罪集団のリーダーで、普段は警察官として身を隠すぶっ飛んだ男役の福田悠太は「僕、普段全然ぶっ飛んでおりませんので、やっぱりどういうふうにぶっ飛んでいくのか楽しみ」と意欲的だった。
高いIQを持ち、ハッカー役の越岡裕貴は「フィッシング詐欺にあったことがありまして、詐欺にあわれた側の気持ちはよくわかる」とまさかのカミングアウト。舞台の稽古中で疲れていた時に、荷物が届くメールを受信し、「Apple ID」を入力してしまったことを明かし「それに引っかかると初期化しないと戻らないらしくて。連絡先とか、思い出の写真とか全部消えました。悔しい」と嘆き節。驚異的な身体能力で戦闘を得意とする役の松崎祐介は、そんな越岡に「もうそれをネタにしちゃおう! プラスに変えた方が見返りはある」とコントのようなフォローでなぐさめた。
それぞれの表と裏の顔についての質問に福田は「もしかしたら、今の顔が裏の顔かもしれませんよ」とニヤリ。その言葉に続くように全員が悪い顔を見せるチームプレーを見せた。辰巳は「松崎君は、楽屋に用意されているお茶、お水、お弁当をすぐ持ち帰る。リュックにパンパンになるまで」と暴露。さらに、舞台に差し入れされた“大人の麦ジュース”(ビール)を、袋を二重にしてもらい持ち帰っていたことも暴露された松崎は「このたびは、申し訳ございません」と緊急謝罪会見を始めるなどわきあいあいとした雰囲気で笑わせた。
最後に公演について辰巳が「悪党を演じるふぉ~ゆ~がどのようになっていくか、自分自身でもすごく楽しみ。ワクワクドキドキさせられると思いますので、ぜひ劇場で新しいふぉ~ゆ~を見に来てください」とアピールした。