コモ相手に堅実な勝利を掴んだインテル、S・インザーギ監督は「チャンスを与えなかった」と評価
インテルのシモーネ・インザーギ監督が23日に行われたセリエA第17節、2-0で勝利したコモ戦を振り返った。 前節ラツィオに6発圧勝としたインテルは3連勝で迎えたコモ戦、前半こそゴールレスで折り返したものの後半開始3分にDFカルロス・アウグストのゴールで先制。その後もほぼコモに好機を許さず、後半追加タイムのFWマルクス・チュラム弾で勝利した。 首位アタランタを3ポイント差で追走する中、S・インザーギ監督はコモ戦での手堅い勝利を評価している。 「まずはコモに賛辞を送る必要がある。彼らは我々のホームでポジティブなサッカーを展開した。だが、我々は集中を切らさず彼らにほとんどチャンスを与えることがなかった。前半はいつもよりシャープなプレーができなかったし、ピッチの状態も良くなかった。相手は全力で走るチームだったが、ギアを上げれば主導権を握れるとわかっていたし、実際そうなった」 また、公式戦ここ11試合ゴールがなくシーズン序盤の不調に逆戻りとなっているFWラウタロ・マルティネスについては以下のようにアドバイスを送っている。
「私はストライカーだったが、こういう時期があるものだと思っている。ラツィオ戦では良いパフォーマンスをしていた。彼にはリラックスするよう伝えている。これまで常にゴールを決めてきたし、今後も決め続けるだろうからと。運の流れはいつか変わるし、ゴールチャンスがなかった時だけ心配すればいい」