[ミラノ(イタリア) 23日 ロイター] – サッカーのイタリア・セリエAは23日、各地で試合を行い、昨季王者のインテルはホームで下位のコモを2─0で下した。
前半は優位に進めながらチャンスを生かせなかったインテルだが、後半開始3分にハカン・チャルハノールのCKからカルロス・アウグストの高打点のヘディングシュートで先制した。
そして、主将ラウタロ・マルティネスの同23分の得点はオフサイドの判定で認められなかったが、アディショナルタイム2分にマルクス・テュラムが強烈なシュートで加点。テュラムはリーグ戦12得点目となり、得点ランキングでアタランタのマテオ・レテギと肩を並べた。
アウグストは試合後、スカイ・イタリアに「ゴールはうれしいが、もっと重要なのは勝利だ。この試合が厳しいことは分かっていたが、3ポイントを取ることができた。昨季とは違うリーグになっている。今年は強いチームが多い。しかし、世界最高のチームメートたちを信頼している」と語った。
インテルはこの勝利で勝ち点を37に伸ばし、首位アタランタとは3ポイント差に。2位ナポリには1ポイント差と迫っており、消化試合数は上位2チームよりも1試合少ない。
フィオレンティナはホームでウディネーゼに1─2の逆転負け。フィオレンティナは勝ち点31で5位、ウディネーゼは同23で9位につけている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」