鷹・三笠GMが語るトレードの意図…今も記憶に残る2017年日本Sの快投
DeNA・浜口遥大投手とソフトバンク・三森大貴内野手の交換トレードが成立したことが23日、両球団から発表された。ソフトバンクの三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)が取材に応じ、“電撃トレード”の背景を説明した。
三笠GMは三森について「2年前にレギュラーとして活躍してくれましたけど、ちょっと出場機会があまりないというところもあった」と述べた。三森は2022年に102試合に出場したものの、今季は怪我もあり25試合出場にとどまった。
浜口に関しては、現在参戦中のメキシコでのウインターリーグで救援を務めていることに言及。「まだ先発か中継ぎになるかは分からないですけど、ロングリリーフでも。貴重な左投手ということで、DeNAさんと話がまとまりました」と述べた。
メキシコでは14日(日本時間15日)に足を痛めて緊急降板したが、「怪我の状態は聞いています。もう回復して登板しているとは聞いてますので、問題ないと判断しています」と説明した。
浜口は2017年の日本シリーズでソフトバンク相手に8回1死までノーヒットノーランの快投を演じた。「ポストシーズンでも苦しめられた」と報道陣に問われ、「そうですね。17年も含めてそういう印象はあります」と語った。
DeNAで通算135試合に登板し、そのうち救援が3試合だった。「気持ちのこもった投球が魅力」と三笠GMが語った左腕。ソフトバンクではどんな役割になるのかも注目される。
(Full-Count編集部)