鈴木誠也がドジャースのトレード獲得候補に浮上 再契約難航T・ヘルナンデスの代役で白羽 大谷と日本人夢タッグ結成なるか – スポーツ報知

大谷翔平(30)、山本由伸投手(26)が所属して今季のワールドシリーズを制覇したドジャースが、外野の補強候補にカブス・鈴木誠也外野手(30)を挙げていると21日(日本時間22日)、スポーツ専門サイト「アスレチック」が報じた。T・ヘルナンデス外野手(32)との再契約交渉が難航しているもようで、代役の外野手のトレード獲得候補として誠也の名前が浮上。ドジャースの2連覇へ、大谷と誠也が並ぶ強力打線が形成されるかもしれない。

大谷と誠也の共闘の可能性が浮上した。「アスレチック」では「T・ヘルナンデスとの交渉がまとまらないため、ドジャースは右打者の代役を探っている」としてパドレスからFAとなった内野手の金河成、Wソックス外野手のロベルトとともに誠也の名前を挙げた。

ドジャースは、今季主に左翼を守って4番でキャリア最多33本塁打を放ったT・ヘルナンデスが今オフFA。本人は残留への思いを口にしたこともあったが、契約金額が高騰しているとみられ、ド軍はいまだ再契約に至っていない。来季はベッツが再び内野に挑戦するため、外野陣の再整備は急務。T・ヘルナンデス再契約を逃した場合を想定して、誠也に白羽の矢が立とうとしている。

日本人右打者では史上初めて2年連続20本塁打を放った誠也は、今季が5年契約の3年目。トレード拒否権も持っているが、今季途中からDHでの起用が増えたことで、場合によってはトレードの打診に応じることをウルフ代理人は明かしている。カブスは来季も左翼にハップ、中堅にクルーアームストロングがいて、右翼にはタッカーを補強。このままいけば、誠也は来季もDHでの起用が中心になることは濃厚だ。

誠也は大谷と同学年で仲がよく、山本とも19年プレミア12や21年東京五輪でともに戦ってきた。大谷と誠也が打線にそろえば、ベッツ、フリーマンらと含めて脅威になることは間違いない。ド軍はロッテ・佐々木朗希投手(23)の獲得にも力を注いで本命とされている。大谷と山本を獲得した昨オフに続いて、ワールドシリーズ2連覇へ向けて日本人獲得に動いている。

◆日本人選手の同一チーム複数人 今季はドジャースで大谷、山本、パドレスにダルビッシュ、松井、カブスに今永、鈴木が共闘。野手2人が同一チームに所属するのは珍しく、2人ともレギュラーだったのは06~09年のマリナーズ・イチロー&城島くらい。08年にフィリーズで井口&田口、09年にカブスで福留&田口、12年にマリナーズでイチロー&川崎が同僚だったが、同時スタメン出場は少なかった。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *