《ニューイヤー駅伝2025》群馬・スバル 「攻めのオーダー」で5位入賞 過去2番目の好成績【写真特集】 | 上毛新聞社のニュースサイト

スバルの5区口町亮(左)からたすきを受け走り出す6区川田裕也=第5中継所(桐生市役所)

第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)は1日、群馬県前橋市の県庁前を発着点とする7区間、100キロに37チームが参加して行われ、旭化成が4時間47分32秒で5年ぶり26度目の優勝を果たした。太田市のSUBARU(スバル)は4時間51分21秒で5位となり、2年ぶり4度目の入賞を果たした。昨夏のパリ五輪3000メートル障害8位入賞のルーキー、三浦龍司が1区(12.3キロ)で2秒差の3位と好スタート。一時は9位まで落ちたが、5区(15.9キロ)口町亮と6区(11.4キロ)川田裕也と一つずつ順位を上げ、7区(15.6キロ)のルーキー並木寧音が5位まで浮上してゴールした。

今後に期待が膨らむ堂々の5位入賞だった。7区間中5区間がスバルでの初のニューイヤー駅伝という「攻めのオーダー」(奥谷亘監督)で、過去2番目の好成績となる5位入賞。中盤に一時9位まで落ちながらも、後半区間で入賞圏内に再浮上する粘り強さも見事だった。目標に掲げた「3位入賞」には届かなかったが、奥谷監督は「強いチームになったと感じられる走りだった」とたたえた。

記事後半に写真特集。選手たちの力走を振り返ります。

パリ五輪3000メートル障害8位入賞の1区(12.3キロ)三浦龍司が、トップと2秒差の3位と期待通りの走りを披露。このまま上位争いを繰り広げたかったが、各チームのエースがそろう最長区間の2区(21.9キロ)で、大黒柱の清水歓太が8位まで順位を下げた。そして初のニューイヤーとなった3、4区を終えて入賞圏外の9位に後退した。

《ニューイヤー駅伝2025》群馬・スバルの三浦龍司 期待通りの走りで1区3位 チームに流れもたらす

悪い流れを断ち切ったのは、5度目の5区(15.9キロ)となったベテラン口町亮だった。コース序盤で前を行くSGホールディングスを抜き去ると、「飛ばしすぎると後半がきつくなる」と追ってきたチームと集団を形成して中休み。「約16キロのトータルで考えることが大切」と区間の特性を知り尽くした走りで8位を維持し、チームに右肩上がりの流れを呼び込んだ。…

クリップ記事やフォローした内容を、クリップした記事でチェック!

あなただけのクリップした記事が作れます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *