2025年1月2日 9:33
弟・吉井駿恭選手の区間賞インタビューを行う兄・吉井大和選手
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(2025年1月2日往路、3日復路)
第101回箱根駅伝が1月2日に号砲。1区では、中央大の吉居駿恭選手(3年)が、序盤から後続を引き離す力走で1時間1分7秒で区間賞を獲得しました。
吉居選手の兄で解説の吉居大和選手は3年前の第98回大会で1区を力走。駿恭選手と同じように序盤から抜け出し区間新記録の1時間00分40秒を樹立しました。2位の駒澤大と1分32秒差で区間賞を獲得した駿恭選手は「(兄と)展開的にも似たような展開になった。予定してなかった」と笑顔で話します。「沿道から『区間新記録超えていけ。兄を超えていけ』って声がある中届かなかったのが悔しい」と思いを明かしました。そんな兄の大和選手と中継で会話。「駿恭おめでとう」の言葉で笑顔を浮かべます。その後選手と解説の立場からぎこちなく「どんな感じだったかな」と質問が繰り出されると、「遅くなりそうだったから」と駿恭選手は答え始めましたが「敬語の方がいいのかな」と少し困惑。その後は兄に話しかけるように「スローペースになりたくなかったので前でたんだけど、そしたら後ろいないんじゃないってなって想定はしてなかったんだけど後ろ離れたから行くしかないと思ってた」と普段の空気感で話し始めました。
大和選手も「まさかでると思ってなくて兄的にどきどきして、最後までいってくれてよかった。本当にお疲れさま」と弟をねぎらいました。
最終更新日:2025年1月2日 9:43