3位に追い上げた國學院大アンカーが小さくない注目を浴びている。写真:滝川敏之
思わぬ素性に驚きの声が上がっている。 第101回箱根駅伝は1月3日、箱根・芦ノ湖ー東京・大手町の復路5区間(109.6キロ)で行なわれ、青山学院大が5時間21分19秒で復路を制し、往路と合わせて10時間41分19秒の大会新記録で連覇を達成した。その裏で、10区を駆け抜けたあるランナーが脚光を浴びている。 【画像】父親は超大物ミュージシャン! 國學院大のアンカーが猛追で3位入賞した瞬間 早稲田大と國學院大が熾烈な3位争いをしていた10区でのこと。大会を生中継した日本テレビの実況アナウンサーは早大の菅野雄太(4年)と、そのすぐ後ろを追走する國學院大の吉田蔵之介(2年)のデットヒートにカメラが切り替わると、吉田について「お父さんはケツメイシの大蔵さんです」と紹介した。 箱根駅伝には1年生だった昨年に9区を走り、区間7位と力走した。2年連続の出場のため、吉田の素性は駅伝ファンには周知の事実であった。人気音楽グループ「ケツメイシ」のリーダーである大蔵が実父だとあらためて説明されると、SNSをはじめネット上は話題沸騰。「お父さんがケツメイシってガチなの!?」「すごい情報をサラっとぶっ込んでくるなw」「國學院のアンカー、イケメンだと思ったらケツメイシの大蔵さんの息子」「ケツメイシの『覚悟はいいか』が一番好きな曲って、親孝行すぎる」など、衝撃的な事実に多くの反響が寄せられた。 今年はアンカーという大役を担い、3位を争う早大と同タイムで襷を受け取った吉田は勝負所を探り合うような緊張感ある走りをみせる。そして17キロを過ぎたあと、吉田が前に出てスピードアップ。徐々に菅野を引き離し、3位でゴールテープを切った。 構成●THE DIGEST編集部
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