「負けのなかに“勝ち(価値)”がある」 レジェンドが語る競輪の魅力/神山雄一郎 引退会見 | More CADENCE – 自転車トラック競技/ロードレース/競輪ニュース

12月24日に行われた、神山雄一郎の引退会見。

多くの報道陣が詰めかけたレジェンドの区切りとなったこの会見の模様をご紹介する。

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「競輪が大好き」神山雄一郎、涙の引退会見

同期の誇り

会見は、神山雄一郎の入場とともに、JKA会長の木戸寛氏と日本競輪選手会理事長の安田光義氏によるコメントで幕を開けた。

安田理事長と神山は同期(61期)であり、競輪学校(現:日本競輪選手養成所)時代を振り返り、「彼を倒そうとよってたかった挑みましたが、圧倒的な強さでした」と懐かしむ言葉も寄せられた。

橋本聖子氏「ぜひ、“こちら側”に」

神山の口から引退の報告がされると、会場では橋本聖子氏のビデオメッセージが放映。アトランタオリンピック選考時にアドバイスを受けたというエピソードを交えつつ、「ぜひ“こちら側”に来ていただき、神山さんだからこそできる選手育成に期待しています」との言葉を添えた。

あわせて、神山の家族(妻)からの手紙が代読され、「次の人生も輝いてもらいたい」という温かなメッセージが読み上げられた。

会見のラストでは、所属する栃木支部の支部長・山口貴弘氏らから花束が授与。

多くの人から尊敬を受け、愛されていたことがわかる現役生活が、幕を閉じた。

次ページでは、この会見で神山雄一郎が語った言葉をお伝えする。

「負けのなかに“勝ち(価値)”がある」レジェンドの競輪観

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