9日放送日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』より (C)フジテレビ
俳優・歌手の香取慎吾が主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜 後10:00※初回15分拡大)の第1話が9日に放送された。
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同作は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの“最低男”が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちとともに暮らすことになるというストーリー。今の時代ならではの社会的テーマも毎話盛り込みながら、“日本一の最低男”が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を、笑いあり、涙ありで描く完全オリジナル作品となる。
以下、ネタバレあり。
ニュース番組のプロデューサーだった大森一平(香取慎吾)は、ある不祥事が原因でテレビ局を追われるように退社。現在は、父親が残した実家に引っ越し、フリーの政治ジャーナリストを名乗るも、無職同然の冴えない生活を送っていた。そんな一平はあるとき、衆議院議員・黒岩鉄男(橋本じゅん)の秘書で、小学校時代からの幼なじみ・真壁考次郎(安田顕)から助言を受け、政治家への転身を決意。次期区議会議員選挙に当選を目指して人生の再起を図ることを考えていた。
そこで一平は、他界した自身の妹である陽菜(向里祐香)の夫で、2人の子どもを育てながら保育士として働くシングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)一家を呼び寄せて同居。しかしその同居の裏には、家事や育児に取り組むことで生活者目線があるところを選挙でアピールするという“最低”な思惑があった。
仕事と育児を1人で背負う生活に不安を抱いていた正助は「育児をサポートしたい」という一平の申し出に感謝する。一平は、そんな正助に「自分に任せてくれれば大丈夫だから」と“ニセモノ家族”との生活に意気込むのだが、洗濯や料理などの家事では空回りを続け、正助の長男の朝陽(千葉惣二朗)のアレルギーを見落とすなど命に関わる失敗もしてしまった。
正助が一平に対する信頼を失いかけていく中、失敗を恐れて保育園のお遊戯会を欠席しようとする朝陽を一平は自分なりの考えで勇気づけ、その後訪れた議員なる大事な会合を飛び出すと、朝陽の頑張りをしっかりと会場で見守るのだった。心を入れ変えたように思えた一平だったが、真壁との電話では「ホームドラマを演じきってやるよ」と冷めたような語るのだった。
一平の二面性を表情豊かに演じる香取の姿に視聴者からは「腹の黒さはまだそこが読めない」「そう簡単に性根が改善される主人公でもなさそう」「腹黒い役柄が似合ってる」「表情変わってぞくっとした!」「最低男ぶりも凄かった」との反響が寄せれられた。