【箱根駅伝】創価大・吉田響「山の神」目指すも「気持ちを押し殺して」2区で日本人歴代最速(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

戸塚中継所に駆け込む創価大2区吉田(撮影・宮地輝)

<第101回箱根駅伝>◇2025年1月2日◇往路◇東京-箱根(5区間107・5キロ) エース区間の花の2区(23・1キロ)に当日変更で出走した創価大・吉田響(4年)が、区間新記録となる1時間5分43秒をマーク。同じく2区を走った東京国際大のリチャード・エティーリ(2年)には12秒及ばなかったが、日本人歴代最速タイムをたたき出した。「65分20秒で走るっていうのを目標にしていた。後半きつくてみんなタイムが落ちてしまう。自分は逆に、前半10~15キロは余裕を持って走り、後半の8キロでタイムを押し上げて先頭集団を拾っていくイメージで取り組んだ。理想通りのレースができたのではと思う」とうなずいた。 区間新、日本人トップの好タイムでたすきをつないだ。「ほっとした」と明かしつつも、「自分の仕事である先頭まで順位を押し上げることと、エティーリ選手がさらに強くて区間賞を取ることができず、そこは悔しい」とも語った。 過去2度の箱根路では、山登りの5区を走った。大会前にも、5区へのこだわりを何度も口にしていたが、最終的には2区を託された。「山の神になることを目標に4年間頑張ってきた。でもその気持ちを押し殺して、絶対チームを勝たすために、チームで最後に笑って終われるために、恩返しのために、絶対に、区間新を出して優勝するという思いで走った」と振り返った。「山の神になれなかったことは悔しい」とも口にしたが、花の2区で文句なしの走りを披露した。 東海大から3年時に編入した。2つのユニホームで晴れ舞台を駆け抜けた。卒業後の目標は「プロランナーになり、ロサンゼルス五輪のマラソンで入賞することが自分の夢というか、絶対かなえたいこと」。箱根での経験を財産に、さらなる高みを目指す。【奥岡幹浩】

日刊スポーツ

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