全国高校ラグビー:きょう開幕 飛躍の鍵はレスリング 山梨学院「倒しきるタックルに」

全国高校ラグビー

毎日新聞 2024/12/27 東京朝刊 有料記事 1022文字

練習前のウオーミングアップからレスリングのタックルの動きを取り入れて体をほぐす山梨学院の選手たち=甲府市和戸町の山梨学院和戸ラグビー場で17日午後3時11分

第104回全国高校ラグビー大会が東大阪市花園ラグビー場で27日、開幕する。2年連続2回目の出場となる山梨学院は、トレーニングに取り入れたレスリング仕込みのタックルを駆使し、1対1で競り勝つラグビーで、花園での1勝を目指す。

大会開幕まで2週間を切った12月中旬、甲府市内の練習場で選手たちがウオーミングアップを始めた。2人1組になって、寝転がった相手を正面から押さえ込んだり、両手足を地面についた姿勢から相手をあおむけに倒したり――。力任せではなく、体の使い方を確かめるように、ゆっくりと繰り返した。

古屋勇紀監督は「レスリングの低い姿勢を体に刷り込み、無意識にできるところまで持っていきたい」と意図を語った。

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