2025年1月1日 15時48分 #ロードレース(駅伝)
男子駅伝の実業団日本一を決める元日恒例の『全日本実業団駅伝』が群馬県で行われ、旭化成が5年ぶり26回目の優勝を果たしました。
前橋市の群馬県庁前をスタートとフィニッシュに、7区間、100キロのコースでたすきをつなぐレースには、37チームが出場しました。1区では旭化成の長嶋幸宝選手がトップでたすきをつなぎますがその後、順位を落とし、3区では前回8年ぶりの優勝で大会連覇を狙うトヨタ自動車がトップに立ちました。しかし、5区で旭化成の大六野秀畝選手がホンダの青木涼真選手とともにトヨタ自動車・西山雄介選手を抜き、トップに立ったホンダが6区でも順位を守って旭化成に12秒の差をつけて最終7区に入りました。最終区間での激しい優勝争いとなるなか、残り500メートルで旭化成の井川龍人選手がホンダの中山顕選手をかわしそのままゴールに飛び込んで、旭化成が4時間47分32秒のタイムで5年ぶり26回目の優勝を果たしました。旭化成は歴代最多の優勝回数を更新です。
ホンダが8秒差の2位、2連覇を目指したトヨタ自動車が3位でした。