初出場の女子・札幌山の手が25位…1年の宇都宮桃奈は区間6位の健闘…全国高校駅伝 – スポーツ報知

◇全国高校駅伝 (22日、たけびしスタジアム京都発着、男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)

女子で創部1年目で初出場した札幌山の手が奮闘を見せた。1区6キロで昨年の全道中学1500メートルを制した宇都宮桃奈(1年)が、トップと7秒差の19分37秒で6位の好走。3区3キロではケニア人留学生のニヴァ・チェプテンゲニー(1年)が9分25秒の区間4位の走りで、4位まで順位を上げた。優勝した長野東から3分59秒差の25位も、5人中1年生が3人、4区の山下瑠花(2年)はバスケット部との掛け持ちというメンバーが、堂々の戦いを演じた。

初の大舞台を終えた選手の表情は清々しかった。宇都宮は「全国トップレベルの選手たちと勝負できて楽しかった」と口にした。2区を走った石川蘭主将(3年)は「そもそも都大路に出られると思っていなかった。みんなで出られて本当に良かった」。そう創部からの歩みを振り返り「いつかは優勝できるくらいのチームになってほしい」と後輩たちに思いを託した。

女子・旭川龍谷 藤田柚希主将(3年。4区で区間22位の力走。5月の頭がい骨陥没骨折から復活)「チーム全体の結果は目標(入賞)に届かず悔しいが、自分の中ではしっかり最後までやり切れた」

〇…男子・札幌山の手は2区3キロを走ったケニア人留学生ガユ・サミュエル(2年)が、区間新(区間2位)となる7分53秒の走りで7位まで順位を上げるなどし、18位と健闘した。しかし昨年の11位から順位を落とす結果だったこともあり、6区5キロを区間8位で走った竹中友規主将(3年)は「区間5位以内を目指していたので。少し物足りないところもある」と満足することはなかった。

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