国民民主党・玉木雄一郎氏が役職停止処分中なのに露出増で賛否…週末はテレビ番組をハシゴ|日刊ゲンダイDIGITAL

公開日:2024/12/23 06:00 更新日:2024/12/23 10:12

どこが一兵卒?(C)日刊ゲンダイ

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高松市観光大使の元グラビアアイドルとの不倫が報じられ、12月4日付で国民民主党から役職停止処分を受けた玉木雄一郎衆院議員(55)の「露出」を巡ってネット上で賛否が飛び交っている。 国民民主の党倫理委員会は処分に当たり、玉木氏の不倫について「重大な注意義務違反」「党の名誉並びに信頼を傷つけた」と指摘。これを受け、4日の両院議員総会で玉木氏は「一兵卒として党勢拡大に取り組む。初当選した時や、結党したときの初心に立ち返って頑張る」と肩を落としていた。 5日付の読売新聞は「党の『一枚看板』不在、国民民主に打撃…玉木氏役職停止で発信力低下に懸念」などと題した記事を掲載し、「玉木氏のテレビ番組出演なども制限され、党の政策をアピールする機会が大幅に減るため、発信力は大きく低下する見通しだ。来夏の参院選などに向けた候補者の擁立作業にも影響が出そうだ」と報道。

定例会見の場も失われ、玉木氏はすっかり意気消沈したかと思いきや、その後も自身のSNSなどで「年収103万円の壁」見直しなどについて積極的に発信。6日に同党の浜口誠政調会長(59)らが薬価制度改革を石破茂首相(67)に申し入れた際にも、「一議員」として同席していた。

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■民放をハシゴする玉木氏に立憲民主の議員も苦言を呈す 18日には国会内で記者団に対し、「103万円の壁」を巡る与党との協議について、「(与党が)見切り発車するのであれば、(来年度の)本予算案には賛成できない」と発言していたほか、21日には「読売テレビ」「朝日放送テレビ」をハシゴし、国民民主の政治姿勢を強くアピール。

「テレビ番組出演が制限」されるどころか、役職停止処分を受ける前以上の“露出度アップ”に、立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)もSNSで、《役職停止中の党代表が、党を代表してマスコミで発信することを、党の公式アカウントが宣伝。それは流石に、役職停止とは言わないですよ。処分は党で自由に決めたらいいですが、余りにも看板に偽りがありすぎます》と投稿していた。

こうした状況に対し、ネット上では《玉木さん、不倫を反省していないな》《重大な注意義務違反の処分は何だったのか》《いや、役職停止になったからと言って、議員活動が制限されるわけではない》《女性問題と政策を打ち出す行為は別》などと対立する事態に。

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「出る杭は打たれる」が「出過ぎた杭」は打たれない? ◇ ◇ ◇

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