西武・守護神復帰報道で…どうなる平良の起用法 球団希望の中継ぎ容認も、起こる“論争”

西武を自由契約となっていたアブレイユの復帰報道で…平良の起用法に注目

このオフに西武の保留者名簿から外れ、自由契約になっていた守護神のアルバート・アブレイユ投手が復帰すると20日(日本時間21日)にドミニカ共和国メディアの「El Nuevo Diario」が報じた。西武のクローザーをめぐっては先発希望だった平良海馬投手が球団の意向で来季の中継ぎを受け入れていただけに、「どっちが抑え?」といった声もあがっている。

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29歳のアブレイユは今季西武に加入し、チーム最多の52試合登板に登板。2勝5敗28セーブ、11ホールド、防御率2.29の好成績を残していたが、2日に日本野球機構(NPB)が公示した2025年度の「契約保留者名簿」から外れ自由契約になっていた。このオフはドミニカ共和国でのウインターリーグに参加し、6試合に先発して22回2/3を投げ、0勝1敗、防御率3.18、奪三振率5.96、与四球率3.57だった。

最下位に終わった西武にとっては守護神の復帰報道は歓迎したいところだが、にわかに気になる点も浮上。平良が契約更改交渉で来季の自身の起用法を巡り、意見がまとまらずに保留する経緯があった。先発を希望していた平良だったが、2度目の交渉で球団側の希望を受け入れて中継ぎで貢献することを表明したばかりだからだ。

2021年には20セーブを挙げるなど救援で実績のある平良。一方で2023年から先発に回り、同年は23試合の登板で11勝で防御率2.40を残すなど、能力の高さを示している。

当初は平良の中継ぎ復帰で、アブレイユが抜けた抑えに入ると思われたが、復帰したら抑え候補が2人になる。SNS上には「平良はリリーフが適正」「先発やらせよう」「いまなら誰も傷まない」「どっちが抑え?」「平良を先発に」「平良はどうなるんだ?」と困惑の声があがっている。

(Full-Count編集部)

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