吉沢亮、実年齢かけ離れたパートも演じ「30歳の男が中学生をやるのは大変でした」TAMA映画賞最優秀男優賞 – スポーツ報知

俳優の吉沢亮が30日、東京・パルテノン多摩で行われた「第16回 TAMA映画賞授賞式」に出席し、最優秀男優賞を受賞した。

主演映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」(呉美保監督)の演技が高く評価された。18年に同映画賞の最優秀新進男優賞を受賞しており、6年ぶりのカムバックに「30歳になる年にまたいただけて、縁を感じています」とトロフィーを手に喜んだ。

本作では、耳の聞こえない両親の元で育った主人公を好演。手話での表現に加え、主人公の青少年期まで演じ切り「今年30歳になる男が中学生をやるのは大変でしたね。でも声の高さなども監督の指示をいただき、全力でやらせていただきました」と撮影を振り返った。

今後の抱負を「今までと変わらずこれからも自分が好きになれるような作品や、愛せるような役をやっていきたい」と力を込めた。

同賞は「大いなる不在」に出演した俳優・藤竜也も受賞した。

◆受賞一覧

▼最優秀作品賞「夜明けのすべて」「ぼくのお日さま」

▼特別賞 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」「ルックバック」

▼最優秀男優賞 藤竜也、吉沢亮

▼最優秀女優賞 上白石萌音、河合優実

▼最優秀新進監督賞 「大いなる不在」近浦啓監督、「ナミビアの砂漠」山中瑶子監督

▼最優秀新進男優賞 松村北斗、齋藤潤

▼最優秀新進女優賞 森田想、早瀬憩

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