昨日はオフ、オフだ。しかしまあM-1の決勝進出者が発表される、そして準決勝が行われるという日ではあり、ただのオフでは無いぞという感じをひしひしと感じる日になっています。でも僕は準々決勝ボーイで、ベスト130の敗退者であり関係はありません。だから朝起きたら筋トレをするという感じになるのです。僕が準決勝に挑むとなっていたら筋トレをしていただろうか、そんな事を思いながらの筋トレになりました。きっとやってたさ、きっとさ。という気持ちを胸に下半身を痛め付けるという過酷な作業に勤しみました。脚のトレーニングって割と適当なニュアンスでやったとしても、翌日にとんでもない筋肉痛が来るので、失ってから気付く大切さみたいな嫌な感じがあります。お互いに納得して別れたけど、その翌日から一切の連絡を取ることが無くなり、自分の中にその人が占めていた部分の大きさを知るみたいな。
そんな辛さが脚トレの筋肉痛にはあります。
結構雑にやったつもりやけど、どうせまたしんどいんやろな。という感じを抱えながら家に帰ると、バカでかい入口の靴がありました。家でロングコートダディがネタ合わせをしている、そうかそうだよな。とにかく頑張って15年分をぶつけてくれたらいいぜ、と思いつつ僕は部屋に引っ込んでおきました。そういう姿を見て、何だか朝起きた時に感じた「今日は何もしたくない」状態の正体に気がつきました。自分の戦いは終わったけど世間では当たり前に続いていて、自分の友達や仲間達が命の炎を燃やしている。一方その頃僕は次の配信の時に良い感じになっておく為に木こりゲームで雑務をこなしていて、木を切っては加工してトラックに積み込んで売るという事をしていました。それもまた人生ではあるけども、僕だってちょっと前までM-1を戦っていたものですし、自信も手応えも自分なりにはあった物が無くなったという事を嫌でも実感するのが自分が負けた先の大会が続いているという事。これも脚トレの筋肉痛と同じで後から押し寄せてくるもので、その瞬間はまあ仕方無いかあ来年もやるぞ!なんて思うものですが、準決勝当日になるとそれが「今日は何もしたくない」状態となって僕に襲いかかってくるのです。
俺、めっちゃ悔しいんやん。
なるほどなあと思いつつ僕は風呂に入りしょうもない飯を食い、ロングコートダディが出発するのを木こりしながら見届けました。そして僕は配信チケットを購入しまして、スタバへと向かいました。日記を書いてると配信が始まり、オープニングMCからアマチュア賞のコンビとの絡み何かが続きました。スタバでみようかなと思ったのですが、これはいてもたってもいられない!ともうすぐロングコートダディが出てくると実感した時に思い、速攻で帰る事にしました。乙女ブレンドの漫才を聞きながら帰宅、スタバまで歩いて5分くらいだから平気平気と思いつつ帰宅、そこから配信でM-1を見続けました。配信を見るだけなのもアレだし、と思い木こりで雑務をこなしながら漫才を見ました。
木こりゲームは集中しなくて良いという稀有なゲームなので本当にこういう時に助かります。
配信を見ていたら堂前が一時帰宅、いやさっき出てた奴がもう帰ってきた!と思いそこから一緒に見る事にしていたらフースーヤの谷口も一時我が家へと来て最後まで配信を見終わりました。彼等が結果発表の為家を出たのを見送って僕は木こりをしながら発表の時間を過ごしました。さすがに発表の瞬間は木を切る手を止めて見ました。大阪で仲の良かった後輩のバッテリィズと東京で死ぬほど飲みに行く仲になったダイタクが行ってくれて本当に嬉しかったですね。個人的にめっちゃ好きなエバースも良かった。ダイタク、と名前が呼ばれた瞬間に一人で「うおっ!」と言った時、俺東染(俺、東京に染まっちまったなあ)を感じました。Twitterで東京芸人達がダイタクの進出を喜ぶタイムラインで賑わせていて、本当に愛されているコンビなんだと実感しました。
僕はこういう時に少し照れ臭くて呟けない童貞なので、エースと大に個人的にLINEを送るという事に留めておきました。
いやあ、嬉しいけど嬉しい以外の感情もありますね。
もうこっちは来年始めてますから、決勝当日は楽しむだけっすわ。
〜メンバー正直木こりまくりシップ〜
