能登半島の加賀屋、26年冬に営業再開 新旅館を建設 – 日本経済新聞

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老舗旅館の加賀屋(石川県七尾市)は25日、和倉温泉に保有する敷地内に新旅館を建設すると発表した。2026年冬をめどに開業する予定。能登半島地震で被災した同社は七尾市内の宿泊施設の営業を休止している。和倉温泉の中核である同社の新旅館建設が計画通り進めば、能登の観光産業復活に弾みがつく。

現在「加賀屋」がある場所から500メートルほど離れた敷地に、地上5階建ての建物と離れを整備する。客室数は約50を想定する。全室露天または半露天風呂付きで、海を眺められる設計にする。

同グループの旅館である「あえの風」「虹と海」「松乃碧」についても26年度中の営業再開を目指す。加賀屋は団体向けのサービスが主流だったが、今後は少人数での旅行など様々なニーズに対応する。

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