NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)がクリスマスイブに「特別作戦」で“追跡任務”

クリスマスイブを迎えたアメリカで軍が「特別作戦」と称して動きを追跡していたのは、この時期の代名詞のあの人でした。 クリスマスイブの24日に特別作戦の名のもと、真剣な眼差しで“追跡任務”にあたるのはアメリカ軍とカナダ軍が共同で運営するNORAD(北米航空宇宙防衛司令部)です。 北米の空を守る組織が視線を注ぐ先に映し出されていたのは、地球上をトナカイに引かれながらそりで移動するサンタクロースでした。 NORAD ウィリアム・ラディフ少将 「私たちは衛星、航空機、レーダーを使ってサンタを追跡しています。サンタは素晴らしい飛行士です。16世紀もの間、ずっとこの仕事を続けています。ですから、全く心配していません。私たちの知る限り、彼は一度も事故を起こしたことがないのです」

この特別作戦は「サンタクロースと話したい」という子どもからの間違い電話がきっかけで1955年から始まったもので、プレゼントを待ちわびる世界中の子どもたちにサンタの現在地を教えるために今年は1000人以上のボランティアを巻き込んだ大規模な「作戦」になったということです。

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