ORICON NEWS:映画『少年と犬』斎藤工・柄本明・宮内ひとみ・伊原六花・伊藤健太郎が出演 最新予告映像解禁

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2024/12/25 05:00(最終更新 12/25 05:00) 1262文字

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映画『少年と犬』(2025年3月20日公開)(上段左から)斎藤工、柄本明(下段左から)宮内ひとみ、伊藤健太郎、伊原六花(C)2025映画「少年と犬」製作委員会

俳優の高橋文哉と西野七瀬が初共演でダブル主演を務める映画『少年と犬』(2025年3月20日公開)の出演者と最新の予告映像が解禁となった。今回発表されたのは、たった1人の大切な人を目指して、5年に及ぶ長い旅をする1匹の犬・多聞(たもん)と道中で出会う5人のキャスト。

【動画】映画『少年と犬』最新の予告映像

震災で飼い主を失い、常に「西の方角」を気にしている多聞にとって「たった1人の大切な人」である光の父親・内村徹役で出演するのは、俳優業のみならず、映画監督としても名を馳せている斎藤工。徹の妻であり、光の母親・内村久子役を、アジアでも高い評価を得ている宮内ひとみが演じる。 山奥に住み、不治の病に侵された猟師・片野弥一役には、長年映画・ドラマ・舞台と幅広い活動を続ける柄本明。和正の姉であり、認知症の母を介護しながら働く中垣麻由美役に、ダンス能力の高さはもちろん、俳優としても成長著しい伊原六花。和正に危険な仕事を斡旋する先輩・沼口正役で、数々の映画賞を獲得している伊藤健太郎が出演する。 本作は、第163回直木賞(2020年上半期)を受賞した馳星周氏の同名小説(文春文庫)が原作。大切な人に会うために、岩手県釜石から南の方角を目指して日本を縦断する1匹の犬“多聞”。その旅路で出会った、傷つき、悩み、惑う人々との心の交流を描いた原作は、「現代版の『フランダースの犬』のようで泣いた!」と多くの読者の共感を呼んだ。 実写映画化のメガホンをとるのは、『ラーゲリより愛を込めて』(22年)、『護られなかった者たちへ』(21年)、『糸』(20年)、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(17年)、『64-ロクヨン-前編/後編』(16年)などの瀬々敬久監督。“多聞”と共に旅をする青年・和正を高橋が、“多聞”に命を救われる女性・美羽を西野が演じる。 震災から7ヶ月後、まだ大きな爪痕が残る東北で出会った和正(高橋)と多聞。震災で職を失い、地元の先輩である沼口(伊藤)から危険な仕事(窃盗団の運転手)を斡旋された和正は、大きな怪我を負いながらも家族のために金銭を得る。しかし犯罪で得た金銭と知り、姉・麻由美(伊原)は和正に紙幣を投げつけ激高する。 一方、多聞は和正の元を離れ、滋賀県に住む美羽(西野)と出会う。多聞をかわいがる美羽だが、彼女もまた、大きな罪を犯していたのだった…。多聞を追って滋賀までやってきた和正と出会った美羽。ともに後ろ暗い過去を抱え、人生に希望を失っていた2人は“大切な何か”を探して西の方角を見つめる多聞を目的地へと連れていくため、共に旅に出る。 襲い掛かるさまざまな苦難を乗り越えながら、「たった1人の大切な人」と再び出会うために走り続ける多聞は、猟師の片野(柄本)との出会いを経て熊本へとたどり着く。そこには求め続けた少年と、その両親(斎藤・宮内)の姿が……。5年という年月をかけ、東北から九州まで、何千キロにも及ぶ旅をつづけた多聞がどんな奇跡を起こすのか。

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