ソフトバンクから戦力外通告を受けた育成の鍬原拓也投手が5日、自身のX(旧ツイッター)で現役引退すると明らかにした。画像で投稿した全文は以下の通り(原文ママ)。
先日ソフトバンクホークスから戦力外を受け/現役続行でいろいろな道を模索して来ましたが/この度、現役を引退するに決めました。/ジャイアンツで6年、ホークスで1年/7年間のプロ野球人生でしたが/色んな方々に支えられた事/本当に感謝しています。/ファンの皆様にも多くの叱咤激励して頂き/ありがとうございました。/これからは第二の人生も野球に関われるので/精一杯頑張って行きます。/7年間本当にありがとうございました。/鍬原拓也
鍬原は奈良・御所市出身の28歳。福井・北陸高、中大を経て2017年ドラフト1位で巨人入り。18年6月14日のソフトバンク戦でプロ初勝利を挙げた。20年オフに戦力外となり、育成選手として再契約。21年8月に支配下に復帰したが、同年オフに再び戦力外となり、育成選手として再契約。22年3月に三たび支配下登録されたが、翌23年オフに戦力外通告を受け、育成選手としてソフトバンクに移籍。今年10月28日にプロ野球人生4度目の戦力外通告を受けていた。NPB移籍を模索していたが、オファーがなく、現役引退を決断するに至った。
今後は球団スタッフとしてソフトバンクに残留する予定。