1975年に『秘密戦隊ゴレンジャー』がスタートしてから半世紀、スーパー戦隊シリーズの50周年を飾る新番組『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の情報が解禁されました!
例年より少し早めの2025年2月16日(日)より放送開始となる『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』。その名のとおり、これまでのスーパー戦隊の中でも、最高最強の《ナンバーワン》を目指し、子どもたちに圧倒的な人気を誇る動物や恐竜=《獣(けもの・ジュウ)》をモチーフにしたヒーローが活躍する物語になるといいます。また、先日公開された「スーパー戦隊50周年カウントダウンPV」を皮切りに、50周年を盛り上げるお祭り企画も続々とスタンバイしているとのこと!
今回の発表にあわせ、ポスタービジュアルも解禁! 大きく手を掲げたレッドをはじめ、跳躍するブルー、イエロー、グリーン、ブラックら5人のヒーロー。そして圧倒的な存在感を放つ巨大ロボの姿が収められています。その周囲には、ティラノレンジャーと守護獣ティラノザウルス、ガオレッドとガオライオン、クワガタオージャーとゴッドクワガタ、そしてブンレッドとブンブントレーラー……歴代戦隊のレッドとその相棒があしらわれた指輪──名をセンタイリングというこのアイテムは、はたしてどんな意味を持つのでしょうか?
オオカミがモチーフのゴジュウウルフ(レッド)、ライオンがモチーフのゴジュウレオン(ブルー)、ティラノサウルスがモチーフのゴジュウティラノ(イエロー)、イーグルがモチーフのゴジュウイーグル(グリーン)、ユニコーンがモチーフのゴジュウユニコーン(ブラック)……ゴジュウジャーたち自身についても情報が公開されました。
ゴジュウウルフは、愛想がなく口も悪いけれど腕っぷしは強い、やや乱暴者。しかし、近寄りがたい反面、根はいいヤツで……。そんなウルフと対照的なゴジュウレオンは、男女問わず誰にでも優しい人たらしで、カリスマ性あふれる戦士とのこと。またゴジュウティラノは、世間知らずで何かとピンチに陥りがち。しかし、とてつもなく怪力で心配は無用!? 楽しいこと大好きの遊び人・ゴジュウイーグルはフットワークの軽さを誇り、そして、スーパー戦隊のレギュラー戦士では史上初となる“女性ブラック”のゴジュウユニコーンはクールな性格ながら、とても家族思い……と、“五者五様”の個性を放つヒーローたちとなっています。
そして今回の変身アイテムは、武器になり、さらに巨大ロボにもなるという前代未聞の存在「テガソード」! ポスタービジュアルでヒーローたちが右手に装着しているテガソードは、物語にとっても非常に重要な“キャラクター”だといいます。そんなテガソードたちが巨大ロボ状態となったビジュアルも特別解禁! 1体のロボが5つの姿に変化(フォームチェンジ)!? 変幻自在のテガソードが敵とド迫力のバトルを繰り広げます。
本作でゴジュウジャーたちが戦うことになるのは、悪の軍団から派遣されてくる、あらゆる分野でトップを極めた「ナンバーワン怪人」たち。ゴジュウジャーはナンバーワン怪人たちとさまざまな「ナンバーワン対決」を繰り広げ、無情にも争いに巻き込まれてしまった人々を救い出します。その一方で、センタイリングを巡る戦いも勃発! 「指輪を全て集める」戦いに駆り立てられるゴジュウジャーたちは、指輪を求め競いあうライバル同士でもあるとのこと。
そして5人以外にも、歴代レッドの力を持つライバルたちが続々登場! Vシネマや映画作品ならではだった「戦隊vs戦隊」の戦いも発生します。敵は、歴代レッドと「ゴジュウジャー」同士! 本作が持つ、これまでの作品と決定的に違う特色。「ナンバーワンは、1人しかありえない」という考えのもと、ゴジュウジャーたちは「仲間であり、ライバルでもある」という関係になります。そんな彼らが毎週巻き起こす、さまざまな戦いから目が離せなくなることは必至!
本作の脚本を担当するのは、『仮面ライダーガッチャード』(2024年)の脚本に参加し、印象的なエピソードを手がけた井上亜樹子さん。祖父は伊上勝さん、父は井上敏樹さんと、東映ファンにとってはおなじみの脚本家一家に生まれた井上さんが、スーパー戦隊シリーズ50周年記念作の物語を紡ぎ出します。
また演出を担当するのは、「仮面ライダー」シリーズや『魔進戦隊キラメイジャー』(2020年)、『機界戦隊ゼンカイジャー』(2021年)、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(2022年)など、数々の特撮作品に名を連ねてきた田﨑竜太さん。本作ではどんな映像を生み出すのかに期待が高まります。さらに、音楽を『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』など話題作を手がける沢田完さんが担当することも決定! ほか、アクション監督は自身もスーツアクターとして活躍してきた福沢博文さん、特撮監督は佛田洋さんが担当することも決定しています。そして本作は、これまで数々の特撮作品のプロデューサー補として活躍してきた松浦大悟さんが初プロデュース。松浦さんとテレビ朝日プロデューサー・芝高啓介さんのコメントも到着しています!
秘密戦隊ゴレンジャーが「ゴー!」の掛け声で変身してからまもなく50年。いよいよスーパー戦隊シリーズは半世紀を迎えます。さまざまな戦隊が駆け抜けていく中、たった2人がカレー好きだったのに“イエローはカレー好き”になったり、1体の鮭怪人がきっかけでクリスマスに鮭を食べることが話題になったりと、スーパー戦隊シリーズの文化は日本に深く息づいています。これまでの50年の歴史に敬意を表しつつ、ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーは数々の伝説(レジェンド)や先輩たち(センパイジャー)を超え、新たな世界(ユニバース)に漕ぎ出します!スーパー戦隊シリーズを知らない人でも100%楽しめて、これまでの戦隊を知っている人は50倍楽しめる作品となっています!チェンジする喜び、応援する楽しさ。思わず手を叩きたくなるような番組になるよう、番組一同団結して作品作りに挑みます。
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー、応援のほど宜しくお願いいたします!
「ナンバーワン戦隊とはなんなのか?」50年という歴史は、恐ろしいものです。途轍もなく膨大で、重厚で、奈落のようで。想像すると足が竦み、手が震えます。だけどそれでも、ヒーローたちなら上を向くはず。相応しくないと、出来るわけないと嗤われるでしょう。でもそれでいいと思います。相応しくなくても、上を向くことぐらいなら出来るはず。夢を見ることぐらいなら出来るはず。主人公は、狼のヒーローです。孤独なはぐれ狼は、新天地を求め群れから離れ旅に出ます。覚悟なんてありません。保障も確証もあるわけない。でも旅に出ようとする勇気なら、どうやら少しはあるようです。だから、ナンバーワンを目指してみます。50年を蹴飛ばせるくらいのナンバーワン!50番目ではなく、ここから始まる新時代の第一号(ナンバーワン)!――決して、狼だからナンバー「ワン」なんじゃありませんよ、決して!それでは皆様!
「50周年」という最大のお祭りに、最高の応援を何卒よろしくお願いします! だワン!!!
ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー
- 2025年2月16日(日)放送開始
- ゼネラルプロデューサー:大川武宏(テレビ朝日)
- プロデューサー:芝高啓介(テレビ朝日)、松浦大悟(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
- 原作:八手三郎
- 脚本:井上亜樹子 ほか
- 監督:田﨑竜太 ほか
- 特撮監督:佛田洋(特撮研究所)
- アクション監督:福沢博文(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)
- 音楽:沢田 完
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
(C)テレビ朝日・東映AG・東映